主婦の隙間時間いろいろ

子供が巣立ったあとの夫と犬と姑との暮らし

姑が弱音を吐いています。福祉の専門家の皆さんの優しさに感動です。

姑が介護認定を受け介護予防通所リハビリテーションというのを受けられるようになったのでその経過を書いておきたいと思います。

 

きっかけ

  どこにも行かなくなり、体力の低下を感じた姑が自分で役所に何やら相談に行きました。本人いわく、歩けなくなったとのこと。役所までは自分で行けたんですけどね。

 

  介護保険を使わないで死にたくない。

  保険料を払うだけ払ってもったいない。

  知り合いがみんな介護保険で何やらサービスを受けている。自分は何もサービスが受けられないのかと。

 こんなこと言う人っています?かなり変わった人なんです。

 

その結果、介護認定の判定を受けてみましょうということになりました。

 

介護認定を受ける

認定を受けるには主治医の意見書と介護認定調査員の調査があります。

調査員の方が家に来ていろいろ質問していきました。

介護認定調査にかかった時間は約1時間。なぜこんなに長いかというと、質問に対する答えが長いから。ひとりで買い物に行けますか?という質問に対し、この前買物にいったらこんな大変なことがあって云々。調査員の方の対応はちゃんと話を聞いてくれます。大変なお仕事です。尊敬します。

 

認定調査から認定まで約2週間(ふつうは1か月かかるようだが、これは早い)

 

なぜ要支援1の判定が出たのかなと考えて見ると、基本的に既に私がずっと支援している生活ですからね、料理や生活用品の買い物を全く自分でしていないですから。あとは脊柱管狭窄症でときどき歩けないことがあることとか耳が片方聴こえないとか、いろいろ総合的に判断されたのかなと思います。まあ、歩き方もちょっとおぼつかない感じはしますからね。

介護認定されると何が変わるかというと、手すりをつけるのに補助が出たりするくらいなのかなと思っていましたが、デイサービスに通えるようになるというのは初めて知りました。

 

地域包括支援センターの方との面談とリハビリ事業所の体験

次は地域包括支援センターから生活支援コーディネーター(社会保険福祉士)の方が来ました。社会福祉士の方との面談は約1時間20分。これもいろいろ質問されたことに対し、余計なことまでいろいろしゃべるのですごい時間がかかりましたが、こちらの方も対応がすばらしく尊敬してしまいます。

 

私はなるべく姑と話をしないようにしているので、専門家の皆さんがやさしく対応してくれるのは本当にありがたい。あんなに人としゃべるのは多分久しぶりでしょう。

 

通所リハビリの施設を紹介してもらい体験させてもらった結果、気に入ったので毎週通うことになりました。

 

事業所に通うための契約とケアプランの作成のための面談

そのための契約にまた地域包括センターの方との契約書の説明(損害賠償の話とか個人情報保護の話とかが契約書に書いてある)でまた別の日に30分、ケアマネージャーさんがケアプランを作成するためのヒアリングに1時間、そして来週実際の事業所の方との契約のためにまた人がうちに来ます。

 

 

いやいや、あんな契約書とかを高齢者の方に説明するって大変なお仕事です。

ヒアリングも大仕事ですね。

私としては姑は別に基本的にひとりでできると思っていて別に何も問題ないと思っていたのですが、毎回隣で話を聞かされて、こんなに弱っていて大変なんだとアピールされて、皆さんやさしく対応されているのを見て、自分がとても冷たい人間に思えてきました。ケアマネージャーさん、とにかく、黙って話を聞いてくれるし、「そうなんですね」「素晴らしいと思います」とほめまくる。さすがです。

 

今後は私以外にも相談する人ができたわけなので、私としては気持ちが楽になりました。私も何か困ったことがあったら今度はケアマネージャーさんに相談できるということですよね。

それに週1回姑がいない日があるということで、ゆっくりできるのがうれしい。