屋根を直しましょうかと来る人
家の近くで屋根の塗装の工事をしている職人の方がうちに来ました。「お宅の屋根が一部、ねじが緩んで浮いている部分がある。強風が来たら剥がれてしまう可能性があるので屋根に登って直しましょうか。1000円です。」というものでした。
「え、そうなんだ。心配だし、1000円だったらやってもらおうかな」と思って、じゃあ、午後からやるという話になったのですが、落ち着いてよく考えてみて、「本当に剥がれているか下からじゃ見えないから、これって怪しいんじゃないのかしら」と思い、結局お断りしました。
数年たっても別に屋根が剥がれることもなく、別の業者に塗装をお願いして普通に過ごしています。
うちは一度、飛び込み営業の業者にお願いしたらすぐ塗装が剥がれてきて失敗だったと思ったので、今回はホームセンターで頼みました。
屋根直し詐欺
ぐぐってみると、そういうので詐欺まがいのものもあるらしい。
壊れてもいないのに、そうやって登って、もう塗装しなおさないとだめですよとか不安をあおって高額な契約をさせるというものらしい。まあ、あぶなかった。
通りかかったら、たまたま見えた?通るわけないのに
最近、ある高齢者の家で集金をしていたら、たまたまそういう人が訪ねてきました。
瓦がずれているので直しましょうかと言いました。
しかし、「5丁目の高橋さんの家で工事しているのですが、たまたまここを通ったら瓦がずれているのが見えたので」と言うのが怪しかった。だって、ここは遠く離れているし、通りから中に入ったところだから、5丁目に行くのに通るはずがないから。
私は「値段ちゃんと聞いたほうがいいですよ。そして別の契約の話を持ち出されたらそれはやめたほうがいいですよ」と教えてあげました。訪ねてきた人は「ボランティアですよ」と言って、結局は屋根に登って何か作業をして帰っていったそうです。
屋根に登らせてはいけない
ググってみると、悪質な場合は屋根の上で瓦をわざと割っていったりするので、知らない業者は屋根に登らせないほうがいいという情報もありました。
「登らせちゃだめですよ」とアドバイスすべきでした。
親切か、まっとうな営業活動か
私の両親は町の電気屋さんからテレビとか買っています。何かふぐあいがあればすぐ家に来てもらいます。先日はドアの取っ手を直してもらったんだとか。
これは値段が多少高かったとしても詐欺とは言いませんよね。
こういう町の電気屋さんって高齢者にとってはありがたいと思います。
親切か営業活動の一環か、悪質な詐欺か。微妙です。
かんぽ生命の不正販売は郵便局員が親切じゃなかったなんて大変な事件です。
高齢者って郵便局員は信じているのに。