最近洋裁に夢中の私ですが、出来上がりを夫に見せても仕方がないので、姑に見せます。
どうですか？
あら、かわいいわね。
姑は洋裁学校に通っていた人です。
上手だこと。
最近姑との関係が良好です。
さて、姑、私に対抗したいのか、何やら縫っています。
ミシン使っていいですよと言っているのですが、新しいものには手を出さない人です。
返し針で縫うから。
しまってあった布を取り出して、手縫いでエプロンを縫っていました。
さすがです。すばらしい仕上がりです。
また、ウエストサイズが小さくなったコットンパンツをサイズ直ししていました。
姑は新しい服を買わない人です。お金を使わない人です。
でもポリエステルの花柄のブラウスにコットンのチェックのパンツって。ファッションセンスがおかしいと思うんですよね。
しかも両方ともどう見ても「何十年前の服ですか？」って感じです。
大丈夫なのかなと思っていろいろググってみたら、認知症になると上着をズボンのようにはいたりするらしいので、一応季節にあったものは着ているし、まあ、大丈夫かなとは思っています。
姑があまり変な服を着ていると、息子夫婦ににお金を取り上げられて自由に使えるお金がないのかな、なんて思われそうで嫌なんですが、そういうわけではないんですよ。
実際、着なくなったお洋服をプレゼントしてくれるお友達がときどきいるんです。
私だって、お洋服をプレゼントしたこともあります。
でも「なんでその服を今着るかな」って感じの毎日です。
タンスの中にも押し入れの中にも昔のお洋服がぱんぱんです。
