また30年ものの不具合の話です。
婚礼タンスの扉がうまく閉まらないことにかなり前から夫が文句を言っていました。
椅子の修理をお願いしたときに、婚礼タンスも見てもらいました。
問題は、扉が斜めになってきっちり閉まらないことと、戸車がうまく回らずスライドがスムーズでないことです。
自分で扉を外してみようと思ったのですが、外せませんでした。
扉の内側に金具があって、それを押してピンをずらさないと外れないようになっていました。
しかし、プロがやっても金具が動かずうまく外せず、結構苦労されていました。
しかし1時間もかからずに作業は終了しました。
扉が斜めになっているのは、内側の調整用の金具のねじを回して上下の位置を変えることで解決、戸車が動かないのは挟まっていたごみをとって潤滑油で滑りをよくして終了です。
厳密にはぴったりにはならないのですが、それは年数が経っていて板が少し曲がっているようで仕方ないです。
この程度なら自分でもできたような感じですが、裏に金具があるとか、調整用のねじがあるなんて分からなかったです。そして、年数が経っているものは簡単には外せなくなっているので素人には無理なのでしょう。
動かない金具と戸車のために使ったのはクレ556です。
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多分見積りに来ただけだったと思うのですが、何も持ってきていなくて、うちにあったクレ556が使われました。
婚礼タンスを捨てたとかいうブログがあったのですが、自分で外に出せないものは捨てるのに結構なお金がかかります。これがなかったら大分部屋が広くなるなと思いましたが、やっぱり収納は必要なので捨てるという選択肢はありません。
中身を全部出したので、戻すときに少し捨てました。これで多分、着ない服はなくなりました。
作業が終わって帰ろうとした家具屋さんはやっぱり玄関ドアを開けられませんでした。
蝶番にクレ556をつけていたのですが、ほかにもここにも吹きかけたほうがいいよと言われたところが何か所かあって、つけたら大分よくなりました。
いろいろカタログを見たのですが、リフォームすると一回り入口が小さくなることと、段差ができる心配がある、電子キーに代えるデメリットなどいろいろ考えて、玄関扉のリフォームは多分しないと思います。