もうすぐ古いキッチンとおさらばです。
私が嫁に来たときにはあった対面キッチン、姑が毎日きれいに掃除していました。
料理をつくるのは嫌いで、掃除ばかりしている人です。
夕食後、いつまでもいつまでも洗い物をしている人でした。
せっかく時間をかけてきれいにしたキッチンを、夜、お弁当の下ごしらえとかでまた汚すのがとても申し訳なかったです。
コンロ周りとかも毎日きれいにする人で、幼稚園のときのママ友には「へえ、いいなあ」って言われたことがありますが、いやいや、同居のストレスと比べたらコンロがきれいになっているからって、私は喜べませんでしたよ。
そして、完全同居で対面キッチンなんてあり得ないです。
キッチンの前にいつも座っているのが姑なんですから。夫と子供はリビングなんですから。
そんなこんなで泣いたキッチンも年月が経つとまあ、何とかうまく使えるもんです。
最近はこうなっています。
汚いので白黒にしました。
今は、私がキッチンに立っているときに姑がテーブルに座ることはなくなりました。
また、姑がテーブルに座っていても、キッチンに立つことは苦痛ではありません。目線が絶対に合わないようにいろいろ置いているので。
東日本大震災のときはつっぱりネットが外れて落ちましたが、食洗機は落ちませんでしたよ。
この邪魔な食洗機もおさらばします。
|
そして、新たな視線を遮る道具を導入します。
それは、吊戸棚の中身を下におろして使うハンドムーブです。
オートムーブは各メーカーありますが、電気を使わないのはクリナップのハンドムーブだけです。
ブランドとかロールカーテンで遮ることを考えたこともありましたが、座っている人がいるのにそこにブラインドをおろすって、感じ悪いですよね。降ろしっぱなしだと暗くなりますし。
ハンドムーブならさりげなく降ろして視界を遮ることができると思いました。
どのぐらい遮れるかは使ってみないと分かりませんけど。
以前は、姑と顔を合わせるとどきどきするぐらい嫌でした。
ほんとに顔を見たくないって毎日思っていました。
でも今はそんなことはないです。
もし遮れなかったら、まあ、それでもいいです。
このハンドムーブをつけたために、キッチンが高額になりました。
チラシに載っているのが安いなと思ってよく見ると、大体、今のキッチンは吊戸棚がついていません。
吊戸棚をつけるだけで値段がアップし、ハンドムーブなんかつけるとさらにアップします。
また、今回キッチン本体をリフォームしようと思ったのは、夏にシンク下のキャビネットが臭かったからです。キャビネットに臭いが染みついているのか、排水管が悪いのかのどちらかだと思いました。
ネットを見ると、排水管も30年ぐらいで寿命だとかいうのがあって、これはもう本体を交換しないとだめだなと思ったのでした。そして交換するならステンレスキャビネットのほうが臭くならないのではと思ったのでした。
結果、排水管はまだ交換時期ではないと言われ、冬になったら臭いも気にならなくなり、なんだ、大丈夫だったんじゃないかと思いましたが、もう決めちゃったものは仕方ありません。
大体、システムキッチンだって20年が寿命とか書いてありますけど、換気扇とコンロだけ入れ替えれば40年ぐらいは大丈夫だと思いますけどね。心理的寿命というのがあるそうで、キッチンは心理的寿命を迎えたということです。
コロナでどこにも行くところがなかったのでショールームに行ったのが始まりでしたが、半導体不足でコンロが入荷せず、着手金を払ってからもう3か月も経ちましたよ。